りゅうちぇる論

 
 りゅうちぇるにずっと興味がある。


 若いながらも才気を感じる素晴らしいタレントだと思っている。
 
 今を感じさせる時代の申し子のようなルックスとちぇるちぇるらんどのギミックなどの申し分のないキャラクターがあるにせよ、歌手だ、役者だなどの一芸なく、徒手空拳で魑魅魍魎が群雄割拠する弱肉強食のバラエティー1本でやってこうとする大河ドラマばりの血に餓えた狼のようなソリッドな野心には、平成のアメリカンドリームさえ見いだしてしまう。
なんつって。


 個人的には、出演本数もうなぎ登りだった第1期りゅうちぇるは、ぺことの結婚とともに終わったと見ている。
 
 世間には、バカを装いながら、バラエティーにおける「はい、これが欲しいんでしょ」と提供するハイレベルな対応が、これから、どこまで続くか。ほんと、感心しながら見ている。

 最近は、熱中すると沖縄弁が出るというギミックを推している感じのりゅうちぇる。これもいつまで持つか。で、次の一手はなんなのか?りゅうちぇる。にこるんとの抗争劇も、おじさん、もう食べ飽きたよ。ネクストりゅうちぇるよろしくだよ。

 たぶん、次は、ぺこ妊娠からの、りゅうちぇる2世誕生。りゅうちぇるハウスみたいな感じで、りゅうちぇるの家族の物語をバラエティーで発動、展開させてくのではないかと睨んでいる。「家、買いたい~」って言ってたし。これが無理のないラインじゃなかろうか。

 でも、年齢を重ねれば、最終的に、林家ペーパー夫妻枠が一番収まりがよさそうに感じるがどうなるんだろう?

 いずれにしろ、視聴者として、このまんま、テレビを見続けたい。