SMAPの終わり、幼年期の終わり


 この間のスマスマで、SMAPは、とうとう幕を閉じた。
 
 いいともが終わった時と違うのは、いいともは、中心となるタモリさんと時代時代の人気者たちが一丸となって、作り上げた番組だったんだなというのに対し

 スマスマは、ほんとに基本は、SMAPとstaffが作り上げた番組だったのかなという感じの違いがある。

 もちろん、人気者たちの力を借りてるのは同じだけど

 SMAPの解散を通じてわかったことは、 いつの時点かは、分からないが、知らず知らずのうちにSMAPは、「SMAP(中居・稲垣・草剪・香取)+木村拓哉」だったのではないかということだ。2派統合チーム。
 

 実態は、ずーっと前から、「SMAP(中居・木村・稲垣・草剪・香取)」ではなくて「SMAP feat 木村拓哉」に近かったのかな、そうだったのかな。それが正解かっていう。

 まぁ、どうしてもグループだから、仲良しに違いないって先入観的な見方や、仲良くしていてほしいと願いが働くが、
 
 そもそも、友人同士で結成したなれそめもなく、超がつくほど仲良くたって、長く経てばいろいろあるもの、こうして、最後に不和が飛び出してきてもむしろナチュラルではないか。ファンとして喜ばしいか別として

 それよりも、ふーん、そうなるの??ってのが、構図的に、4対1になってること。普通、なかなか、5人組で4対1ってならない(笑)どんな状況よ??という(笑)

 事務所だなんだ絡んでるせいではあるけれど、だから、そこがなんかすげぇ。注目すべきポイントじゃないか。

 4は、4で1を説得できなかったの?って思うし、1は1で同調圧力に心折れなかったの?強い精神力だなーって思うな。

 この場合、1が損な気がする。なんとなく、多数派故に4の方が正しく見えるからだ。実際のところは知らない。

 とにかく、解散を経て、木村拓哉の芯の強さ、個の強さが浮き彫りになったと思う。ユダって(笑)ただ、意見が違うだけなのに(笑)ユダ呼ばわりはないわ(笑)
 

 だから、木村拓哉を応援したい。木村拓哉がいちどきSMAPをリードしてきたのは間違いないし、よく知らないが、ジャニーズの歴史のなかでも、木村拓哉ほど重荷を背負った人も中居ぐらいしかいないので(笑)
 人数の少ない方をフォローしたい。小さな声で届かないエールを送りたい。