さよなら○○○○○

 今度やるドラマ「さよならきりたんぽ」このタイトルでは、「きりたんぽ」のイメージを損ねるので、ダメだそうだ。
 秋田方面からの抗議の声。この件で、初めて、ドラマのタイトルの意味するところを知ったが、そりゃそうだよなと思った。ソウルフードと言ったらなんだけど、なんだか、地域でとても大切にしているものを傷つけられた気持ちになったりするのは、十分に理解できるからだ。

 ということで、頼まれてはいないが、どういう情緒なの?と思うが、困ってしまってワンワンワワーンなテレビ局を助けると思って「きりたんぽ」の代打を考えてみたい。
 以下、バカで下品な顰蹙物のくだりが続くので、苦手な向きは、ご注意願いたい。

①「さよならソーセージ」
 露骨だ。ソーセージとは、ソーセージのことだが、浸透し過ぎていて、モロ過ぎる。もう少し、言葉にモザイクをかけたくなる。

②「さよならボロニアソーセージ」
「チョリソー」でも「ボロニア」でもダメだ。ポイントは、ソーセージの種類ではないし、ニッチなものを選べば意味に霧がかかり過ぎる。

③「さよなら男のバット」
 バカだ。こんなバカなタイトルじゃ、誰も見ない。

④「さよなら男性的バット」
 バカさが増した。

⑤「さよならマイバット」
 男のをマイに買えてみた。悪くはないが、やっぱりバカのだめ押しだ。

⑥「さよならトーテムポール」
 国際問題。カナダから抗議が来る。国益を損ねる可能性がある。余計な話だが、あのカエデの葉があしらわれた国旗のデザインが好き。

⑦「さよならあなたの木」
 よさげだ。でも、詩的美しさがあるため、ドラマの色を伝えきれていない。

⑧「さよなら「肉」+「棒状の物体」」
激しく問題外。良識派の逆鱗に触れる噴飯物。「肉○○」のようなやつは、ひとつの公式だが、絶対にダメ。

⑨「さよならシンボル」
一瞬、いいのでは?と思いかけて、我に返る。もちろん使えない。梅宮さんの顔が浮かぶ。

⑩「さよならジュニア」
ドラマの内容が変わる。千原兄弟の弟の顔も浮かぶ。年若い誰かが、不幸に旅立つ物語が想起される。

 とここまで考えて、そもそも男性の局部を別の何か例える時点でマチガイで、例えられた方がどうしたって、難色を示すんじゃないの?と気づいた。

 きりたんぽも、こういう会議を得て選ばれたのではないかと推察する。そうなってくると、最終的にきりたんぽにした理由が気になる。
 きりたんぽって語感のかわいらしさが、スプラッターなイメージを和らげる効果を狙ったのかな?

 ていうか、そもそも、ドラマのタイトルにそれを無理に入れる必要は、まったく、全然、ちっとも、ないのじゃないか。変更するようだが、いくら、インパクト狙いでも、やめたらいいと思う。