グルージャVS藤枝MYFC
先週日曜日9月25日は、J3リーグ 藤枝MYFC VS 盛岡グルージャをいわぎんスタジアムで観戦してきました。
天気は快晴。青い空は澄み渡って大きくどこまでも広がり、ピッチの向こうの遠くに見える山々の緑は、相変わらずきれいで、気温は、秋の始まりらしい暑すぎす寒すぎす丁度いいさじ加減でした。
同じ週の木曜日に行われた本田FCに敗れた天皇杯の、個人的に、あのあんまり気持ちのいいとは言い難い・言えやしない試合を経て、中2日の休養を挟み、どのようなサッカーとしてくれるのかと熱い眼差しを注いでおりました。
試合は、13時に前半がキックオフしましたが、見ていると決定的とは言えないにしろ、どちらかと言えば、藤枝MYFCの方が、攻撃をリードしている印象が拭えませんでしたが、
所詮は素人目ですが、技術的には、そこまでの圧倒的な差はないような、どっこいどっこいなんじゃないか、どうなのよ?という感じで、わからないぞわからないぞと見ていたら、ゴール前の揉み合いから、もつれもつれて、あれよあれよとグルージャが嬉しい先制、一点リードの胸弾む展開となりました。
天皇杯三回戦の時もそうでしたが、攻撃の際、麻雀で言うところのイーシャンテン。あと一本のパスが届かないがために、不完全燃焼な攻撃の感覚は、変わんないなー、同じだなー、ベガルタ戦はあの日だけの幻かと思いましたが、なんやかんやこのちょっと、なんかよく分からない感じで、不思議マジカルな一点が入る感じは健在でした。いいのか、わるいのか。
ところが、ここまでは、前半苦戦して、後半は攻撃のスイッチが噛み合っていく勝ちパターンを見ていたこともあり、やや楽観的に構えていましたが、
後半戦、蓋を開けると悲しいかな、結果は思わしくなく藤枝に「やられっぱなし」でした。
前半から見事に切り替えて体勢を整えてきたのは、残念ながら、藤枝MYFCの方でした。
戦術が変わったのか、前半の分析なのか、モチベーションなのか、とにかく、なんか動きが変わっていました。
前半よりもギアを上げてきた感じで、攻撃のリズムにのり、まー、ボールを支配する支配する。待ってくれよと言いたいほど、付け入る隙を与えてくれません。
結局、そのまんまの勢いで複数回の攻撃のうち、ゴール前へのクロスからのセットプレイによりするっと二点を取られてしまいました。グルージャも何度かシュートチャンスを迎えるものの、今一歩及ばず……
まとめると、うーん、なんかなー、ちょっと強くないなーというのが感想のすべて。そして、自分の席取りだけど、スピーカーそばは、うるさいなーといったところでした。
勝手にMVP をあげたいのは、藤枝MYFC の応援団の中で目立ちまくってた男の人で、最後まで応援の声を振り絞り続けたあの人。
ふたつの太鼓をリズミカル叩きながら、選手より心が折れるんじゃないかというほぼほぼ孤軍奮闘の環境でずっと「マーイエフシー!!」とエールを送り続ける姿には、えらいなー、男だなーと思わず感動して勝手に遠くから小さく拍手させてもらっちゃいました。
よくわかんないけど、名誉市民認定でいいじゃないかと思った。